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贈与と譲渡の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「贈与」と「譲渡」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも人に何かをあげるときに使う言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「贈与」と「譲渡」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

贈与の定義

「贈与」を広辞苑で調べると、

金銭・物品などをおくり与えること。
民法上、自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方がこれを受諾することによって成立する契約。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「贈与」は自分のものを無償で相手に与えることを意味することが分かりました。
「贈与」の場合、相手に与えるものが必ずしも相手の欲しがっているものとは限りません。

なお、法律上、金銭や不動産などをほかの人に渡すのは無償ですが、受け取る側は贈与税を支払う必要があります。

譲渡の定義

「譲渡」を広辞苑で調べると、

(権利・財産などを)ゆずり渡すこと。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「譲渡」は相手に自分のものを渡すことであることが分かりました。
譲渡は、対価が必要な有償譲渡と、対価が不要な無償譲渡の二つに分類されます。
無償譲渡の場合は「贈与」と同じ意味合いになります。
ただし、「譲渡」は相手の欲しがっているものを渡す場合に使われることが多いです。

法的トラブルを避けるためには、有償譲渡なら「売買契約書」、無償譲渡なら「贈与契約書」を作成する必要があります。
また、有償譲渡によって譲渡人に譲渡所得税が発生する場合には確定申告を行わないと脱税になってしまう点にも注意が必要です。

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つまり「贈与」と「譲渡」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 贈与は「自分の財産を無償で相手に与えること」
  • 譲渡は「自分の財産を無償または有償で相手に与えること

となり、「贈与」は財産を無料であげるのに対し、「譲渡」は無料の場合と対価が必要な場合があるという点で異なることが分かりました。

「預金・貯金・預貯金」の違いについてもまとめています。

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