「薪(まき)」と「焚き木」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも点火する際に用いる木材ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「薪(まき)」と「焚き木」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
薪(まき)の定義
「薪(まき)」を広辞苑で調べると、
燃料にする木。雑木を適宜の大きさに切り割って乾燥させたもの。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「薪(まき)」は燃料にする木であることがわかりました。
薪は一般に、伐採した木を手ごろな長さに切断し乾燥させ、さらに長細く割った、燃料用の木材の総称です。
薪には広葉樹、針葉樹共に利用されますが、広葉樹の薪はゆっくり燃え熱量も大きく、針葉樹の薪は熱量こそ低いものの着火性が高く、加工しやすいといった特徴があります。
焚き木の定義
「たきぎ」を広辞苑で調べると、「薪(たきぎ)」と掲載がありました。
(焚木の意)かまど、炉などに焚く木。たきもの。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「焚き木」は「薪」とも書き、かまどなどに焚く木、ということがわかりました。
「焚き木」とする場合、薪(まき)と比べて細い枝や割木を指すことが多く、「焚きつけ」と呼ばれることもあります。
キャンプなどで火おこしする際は、まず麻縄などの火口に着火させ、徐々に細い枝や割木などの焚き木に火を移し、十分火が回った後はより太い薪(まき)を火にくべ、火持ちをよくします。
つまり「薪(まき)」と「焚き木」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 薪(まき)は「燃料にする木」
- 焚き木は「かまどなどに焚く木」
となり、「薪(まき)」は伐採した木を手ごろな長さに切断し乾燥させた燃料用木材の総称で、「焚き木」は焚きつけに用いる細い枝や割木を指す言葉、であることがわかりました。
また、同じ漢字の「薪」でも「まき」と読む場合には燃料用木材を、「たきぎ」と読む場合には細い枝を指すことが分かりました。
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