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湿疹と発疹の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

自然・現象・生物

「湿疹」と「発疹」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも体の一部にブツブツができている状態を指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「湿疹」と「発疹」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

湿疹の定義

「湿疹」を広辞苑で調べると、

皮膚表層の炎症。頭部・顔面・身体の屈側部などにでき、発赤・腫脹・灼熱感・痒みを伴う。微細な小隆起を多く生じ、頂点は小水疱または小膿疱に変じ、掻けば漿様液・膿汁が出て患部は湿潤する。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「湿疹」は赤っぽくかゆみ等がある皮膚の炎症であることがわかりました。
患部に傷がつくと、中から水分や膿が出てきて悪化することがあります。

もともと皮膚には外からの刺激から身を守るための役割がありますが、防御が破られると免疫機能が働いてかゆみや痛みのもとになる成分が発生し、異物を除去しようとします。
このときの防御反応が湿疹という形で現れます。

湿疹が現れたときの対策としては、患部を清潔に保つこと・刺激を受けないようにすること・適切な薬を使用することなどが挙げられます。

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発疹の定義

「発疹」を広辞苑で調べると、

皮膚に現れた、肉眼で確認できる、色や形の病的変化。皮疹。はっしん。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「発疹」は皮膚に何らかの変化が起こっている状態を示す言葉であり、「はっしん」や「ほっしん」と読むことが分かりました。
色や形、大きさ、質感などにはさまざまなバリエーションがあり、その発疹がどのような病気にあてはまるかは医師が判断します。

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つまり「湿疹」と「発疹」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 湿疹は「患部に水分を含む、赤っぽくかゆみ等がある皮膚の炎症」
  • 発疹は「皮膚に何らかの変化が起こっている状態全般を指す」

となり、湿疹は発疹の一部であって、発生した発疹が湿疹かどうかは医師が判断するということが分かりました。

「重体と重傷と軽傷の違い」についてもまとめています。

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