桜えびと小えびの違い、あなたは説明できますか?
「小えび」と書かれた小さな乾燥エビを「桜えび」だと思って購入している人も中にはいるかもしれません。

このページを読めば「桜えび」と「小えび」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
桜えびの定義
サクラエビ科のエビ。体長約五センチメートル。体は透明で、微小な赤い色素胞があり、淡紅色に見える。体表に発光器を持つ。深海浮遊性で、夜間に浅海に浮上する。駿河湾富士川河口の沖合で多く漁獲。生食のほか、乾蝦などに加工する。
広辞苑 第七版 1163Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、桜えびは静岡県もしくは台湾でのみ獲れるエビで、生で食べる他、素揚げやかき揚げなどに調理されます。
また、乾燥させた「素干し桜えび」として売られていることが多いです。

小えびの定義
小形のエビの総称。
広辞苑 第七版 1014Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、桜えび以外の小さなえびを指します。
色が薄いのが特徴ですが、着色された濃いピンク色の乾燥小えびも多くあります。
また、2cm程と桜えびと比べて小さいのが特徴です。

つまり「桜えび」と「小えび」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 桜えびは「静岡県か台湾で獲れた5cmほどのエビ」
- 小えびは「桜えび以外の小さなエビ」
となり、桜えびとその他の小さなえびは区別されていることが分かりました。
判断が付かない場合は原材料名を見ると桜えびか否かの判断が出来ます。
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