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検討と見当の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「検討」と「見当」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも「けんとう」と読み、考えることを表しますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「検討」と「見当」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

検討の定義

「検討」を広辞苑で調べると、

調べたずねること。詳しく調べ当否を考えること。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「検討」はじっくりと考えることだということが分かりました。

物事を様々な面からよく調べて、それでいいかどうかを考えることをいいます。

「検討」は主に、これから起こることについてじっくり考える場合に使われます。

すでに起こったことについて、それでよかったのかどうかを判断するときには「検討」ではなく「検証」を使うのが一般的です。

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見当の定義

「見当」を広辞苑で調べると、

①めあて。大体の方向。
②見込み。予想。
③大体の数量を示す語。…ぐらい。…前後。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「見当」は大体の予想ということが分かりました。

方向や数量などを「大体このくらい」と予想することをいいます。

「見当がつく」は大体の予測が立てられること、逆に「見当がつかない」は予測も立てられないこと、「見当違い」は予想が外れることを指します。

じっくり考える「検討」に対し、「見当」は勘や直感をもとにしており、確証がなく根拠が乏しい場合にも使われます。

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つまり「検討」と「見当」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 検討は「これから起こることを様々な面からじっくり考えてそれでいいのかを考えること」
  • 見当は「根拠や確証はないが、だいたいの予測を立てること」

となり、「検討」はじっくり考えるのに対し、「見当」は直感で予測を立てることが分かりました。

鬼才と奇才と機才の違いはこちらでまとめています。

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