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ひじきとおかひじきの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

食べ物

「ひじき」と「おかひじき」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも煮物やサラダなどのおかずとして食卓に並ぶ食材ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ひじき」と「おかひじき」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

ひじきの定義

「ひじき」を広辞苑で調べると、

褐藻類ヒバマタ目ホンダワラ科の海藻。円柱状で数回分枝。1メートルに達し、生時は黄色から黄褐色、乾燥したものは黒褐色。やや波の荒い海岸の浅い岩石に付着。食用として若い間に採取し鉄釜で煮たのち天日乾燥して干しひじきとする。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ひじき」は海で採れる海藻であることが分かりました。

「ひじき」は波の荒い海岸の岩に繁茂し、春から初夏にかけて成長します。

東アジアの沿岸に分布しており、日本では北海道南部から南に見られます。

「ひじき」は鉄分が豊富な食材として知られており、煮物や炊き込みご飯などとして食べられています。

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おかひじきの定義

「おかひじき」を広辞苑で調べると、

ヒユ科(旧アカザ科)の一年草。日本各地の海岸砂浜に群落を作る。全体に緑色で、根元から枝を群生し、海藻のひじきに似る。互生する葉は円柱状で先端はとげ状。夏に葉腋に小花をつけ、緑色の萼片が5枚、雄しべは黒い葯をもつ。若いものを食用。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「おかひじき」はヒユ科の一年草であることが分かりました。

「おかひじき」は日本全国の日当たりの良い沿岸部に自生しています。また、食用に栽培している地域もあります。

若い茎や葉は食用として市場に流通しており、さっと茹でてからお浸しやサラダ、炒め物などで食べられています。

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つまり「ひじき」と「おかひじき」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • ひじきは「波の荒い海岸の岩に生えている海藻の一種で、煮物の定番である」
  • おかひじきは「沿岸部などの塩性の砂地に生えている植物で、若い葉や茎は食用として流通している」

となり、「ひじき」と「おかひじき」は名前が似ていますが、実はまったく違うものであることが分かりました。

芽ひじきと長ひじきの違いはこちらでまとめています。

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