白はんぺんと黒はんぺんの違い、あなたは説明できますか?
おでんでお馴染みの「白はんぺん」と「黒はんぺん」ですが、その違いを明確に答えられる人は少ないかもしれません。

このページを読めば「白はんぺん」と「黒はんぺん」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
白はんぺんの定義
白はんぺんは広辞苑に掲載が無いためまずは「はんぺん」を広辞苑で調べてみると
(「半平」とも書く。一説に、駿河国の料理人半平の創製による名という)魚のすり身にヤマノイモなどを加え、半月形・方形などに作ってゆでたもの。はんぺい。半弁はんべん。はべん。
広辞苑 第七版 2424Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、はんぺんは「魚肉練り製品」であることが分かりました。
さらに「白はんぺん」についてWikipedia等でリサーチしたところ、白はんぺんは「スケトウダラなどのすり身に山芋などを混ぜて作る」とのことで、一般的な四角いものや、コンビニおでんでお馴染みのドーム型のものを目にします。
魚を使用しているため、カルシウムやたんぱく質が含まれており、ふわふわとした食感が特徴です。

黒はんぺんの定義
「黒はんぺん」についてWikipedia等でリサーチしたところ、黒はんぺんは「サバ・イワシ・アジなどの青魚のすり身に塩・砂糖・澱粉などを混ぜている」ことが分かりました。
黒はんぺんは青魚を丸ごと使用しており、山芋などを使用していないため、白はんぺんと比べて歯ごたえがあり、つみれのような食感になります。
黒はんぺんの形状はD型で、鉄分、EPA、DHAなど白はんぺんにはない栄養素があるのも特徴です。
ちなみに黒はんぺんは郷土食の色合いが強く、主に静岡県でよく食べられているようです。

つまり「白はんぺん」と「黒はんぺん」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 白はんぺんは「スケトウダラなどに山芋などを混ぜて茹でたもの」
- 黒はんぺんは「青魚に澱粉などを混ぜて茹でたもの」
となり、原料の違いにより、味、食感などもことなることが分かりました。
白ごまと黒ごまの違いはこちらです。
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