「ビスキュイ」と「ジェノワーズ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも洋菓子の名前ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ビスキュイ」と「ジェノワーズ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ビスキュイの定義
「ビスキュイ」を広辞苑で調べると、とのことで、
スポンジ‐ケーキ・ビスケット・乾パンのこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ビスキュイ」はフランス語でスポンジケーキやビスケット、乾パンなどの焼き菓子の総称であることが分かりました。
「ビスキュイ」は卵白と砂糖を混ぜて泡だてたメレンゲに、卵黄、小麦粉などを加えてゆっくり混ぜます。生地が硬めなので絞り袋に入れて絞り出すことで形ができます。オーブンで焼いたらサクサクの「ビスキュイ」が完成です。
「ビスキュイ」はそのまま食べてもおいしい洋菓子ですが、フルーツやクリームを挟んだり、ティラミスの生地としても使われます。
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ジェノワーズの定義
「ジェノワーズ」は広辞苑に掲載されていないためWikipedia等でリサーチしたところ、「ジェノワーズ」はケーキなどに用いられるスポンジ生地を意味するフランス語であることが分かりました。
「ジェノワーズ」は卵と砂糖を混ぜて泡だてたところに小麦粉を加えてヘラで混ぜます。そこへ溶かしバターと牛乳を加えてまぜ、型に流してオーブンで焼きます。
「ビスキュイ」と違って卵黄と卵白を分けない点、生地がとろとろしているのが特徴です。
つまり「ビスキュイ」と「ジェノワーズ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ビスキュイは「ビスケットの語源となるフランス語。卵白と卵黄を分けて泡立てることがポイントで、生地がかたいので形が作りやすい」
- ジェノワーズは「スポンジ生地を意味するフランス語。卵白と卵黄を分けないで使用することがポイントで、生地がとろとろしているので型に流して焼く」
となり、「ビスキュイ」と「ジェノワーズ」は材料はほとんど同じでも卵白と卵黄を分けたり、油脂が加わることで全く違うものになることが分かりました。
ビスキュイとビスコッティとビスケットの違いはこちらでまとめています。
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