「ダイビング」と「シュノーケル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも海の中の世界を楽しむアクティビティをイメージしますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ダイビング」と「シュノーケル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ダイビングの定義
「ダイビング」を広辞苑で調べると、
水中にもぐること。潜水。
広辞苑 第七版 1764Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ダイビング」は水中に潜ることを意味することが分かりました。
「ダイビング」には機材を使うものと使わないものなどいくつか種類がありますが、一般的にダイビングと言われて想像するのは「スキューバダイビング」が多いです。
「スキューバダイビング」は空気が入ったタンクを背負うことで呼吸をしながら水の深いところまで潜るので、普段は見られない魚たちの姿を楽しことができるなど、水中のアクティビティでも人気が高いです。
シュノーケルの定義
「シュノーケル」を広辞苑で調べると、
水中で呼吸ができるように、J字形の管の一端をくわえ他端を水上に出して使う用具。
広辞苑 第七版 1406Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「シュノーケル」は水の中で呼吸するために使用するJ字形の管であることが分かりました。
このJ字形の管である「シュノーケル」を装着して水面や水中を泳ぐなどして楽しむことを「シュノーケリング」と言いますが、「シュノーケル」の先端を口で咥え、もう片方を水中から出しておくことで、長時間呼吸をしながら泳いだり、水中に様子を観察することができます。
シュノーケル全体が水中に入ると息ができないので、潜る際は息を止める必要があります。
また、再び水面に上がったときには息を勢いよく吹いてシュノーケルの中に入った水を出してから呼吸をします。
「シュノーケル」は比較的安価で購入しやすいため、子どもがプールや海の浅瀬で楽しむことにも向いています。
つまり「ダイビング」と「シュノーケル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ダイビングは「タンクを背負い、水中で息をしながら泳ぐアクティビティ」
- シュノーケルは「J字形の管の先端を水面から出すことによって息をしながら泳ぐことができる道具で、シュノーケルを装着して泳ぐことをニュノーケリングと言う」
となり、「ダイビング」は呼吸をしながら水中の世界を楽しむアクティビティであるのに対し、「シュノーケル」は海面で泳ぎながら呼吸をする道具であることが分かりました。
カヌーとカヤックの違いはこちらでまとめています。
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