「電子マネー」と「コード決済」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもコンビニやスーパー、デパートなどで買い物をする際に使用でき、キャッシュレスが進む私たちの生活にはなくてはならないものとなりつつあるシステムですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「電子マネー」と「コード決済」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
電子マネーの定義
「電子マネー」を広辞苑で調べると、
貨幣価値をデジタル‐データとしてICカードやインターネットに接続されたサーバーに記録し、貨幣価値の授受を電子的に行う仕組み。
広辞苑 第七版 2025Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「電子マネー」はお金のやり取りを電子的に行う仕組みであることが分かりました。
専用の機械やアプリなどを使ってICカードや携帯電話、スマートフォンなどにお金をチャージすることで、買い物の際、実際のお金のように使用することができます。
現金を持たなくても買い物ができるというメリットがあり、どんどん普及が進んでいます。
コード決済の定義
「コード決済」は広辞苑に掲載がないためまずは「コード」を調べてみると、
情報を表現する記号・符号の体系。また、情報伝達の効率・信頼性・守秘性を向上させるために変換された情報の表現、また変換の規則。
広辞苑 第七版 1016Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「コード決済」は情報を記号化したQRコードやバーコードを用いた、スマートフォンを使った決済方法のひとつであることが分かりました。
スマートフォンのアプリに表示されたQRコードやバーコードをお店側に読み取ってもらったり、またはお店側が提示するQRコードを自分のスマートフォンで読み込むことで決済をすることができます。
スマートフォン利用者が多くなっているため、若者を中心に利用者が増えています。
つまり「電子マネー」と「コード決済」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 電子マネーは「貨幣価値をデジタルデータ化したもの」
- コード決済は「QRコードやバーコードをスマートフォンで読み取って支払いをする方法」
となり、「電子マネー」は現金の代わりとなるものであるのに対し、「コード決済」はスマートフォンを利用した決済方法であることが分かりました。
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