ビュッフェとバイキングの違い、あなたは説明できますか？
食べ放題でお馴染みのビュッフェとバイキングですが、その違いを明確に答えられる人は少ないかもしれません。
このページを読めば「ビュッフェ」と「バイキング」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ビュッフェの定義
並んだ料理から好きなものを取って食べる形式。
広辞苑 第七版 2492Pより [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、ビュッフェは「フランス語が語源の、セルフサービスで各自好きに取り分けて食べる形式」を指します。
日本ではビュッフェ＝食べ放題の場合が多いですが、ビュッフェは「セルフサービス形式の食事」を指すため、取った分だけ会計する形式のものもあります。
バイキングの定義
バイキング料理の略。
広辞苑 第七版 2309Pより [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで「バイキング料理」を広辞苑で調べてみると、
各種の料理を並べ、客が好みによって自由に取り分けて食べる形式の食事。バイキングの祝宴、あるいは北欧の前菜料理の形式をまねて日本で名づけた。
広辞苑 第七版 2309Pより [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、バイキングは日本で名付けた和製英語であることが分かりました。
バイキングという言葉は日本でのみ通用する「食べ放題」を表す言葉となり、海外では通用しませんので注意が必要です。
つまり「ビュッフェ」と「バイキング」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- ビュッフェは「セルフサービス形式の食事を指し、必ずしも食べ放題とは限らない」
- バイキングは「食べ放題を指す和製英語」
となり、日本では「セルフサービスの食べ放題形式」を指すことの多い両者ですが、ビュッフェは食べ放題以外のセルフサービスの場合にも使われることが分かりました。
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