「カフェテリア」と「ダイナー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも食事をする場所を表す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「カフェテリア」と「ダイナー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カフェテリアの定義
「カフェテリア」を広辞苑で調べると、
客が好みの料理を自分で選んで食卓に運ぶ、セルフ‐サービス形式の軽食堂。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「カフェテリア」は注文した食事を自分で食卓に運ぶセルフサービスの食堂であることがわかりました。
主食、主菜、副菜、汁物、デザートなどが区分ごとで分けてあり、そこから好きなものを取っていくというのが一般的です。
客に料理の組み合わせを楽しんでもらうことによって、満足度を高めるメリットがあります。
ここから派生したのが、企業の福利厚生の提供方式である「カフェテリアプラン」です。
これは社員が自らのニーズに合わせて必要な補助を選択できるようになっています。
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ダイナーの定義
「ダイナー」は広辞苑に掲載がないためWikipediaなどで調べると、北アメリカ特有のプレハブ式レストランのことで、アメリカ料理を中心としたメニュー・気取らない雰囲気・店内にカウンターがあること・深夜営業を行っていることなどが特徴であることがわかりました。
席の案内や料理の運搬は店員が行っていて、日本でいうところの定食屋と似た雰囲気です。
価格帯は比較的安く、地元住民のコミュニケーションの場としても重要です。
つまり「カフェテリア」と「ダイナー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カフェテリアは「注文した食事を自分で食卓に運ぶセルフサービスの食堂」
- ダイナーは「席の案内や料理の運搬は店員がやってくれるが、カジュアルな雰囲気のレストラン」
となり、どちらも庶民的な食事の場ですが、「カフェテリア」はセルフサービスであるのに対し、「ダイナー」は案内や料理運搬のサービスを受けるということが分かりました。
喫茶店とカフェの違いについてもまとめています。
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