「AM放送」と「FM放送」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもラジオ放送などで耳にする単語ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「AM放送」と「FM放送」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
AM放送の定義
「AM放送」を広辞苑で調べると、
振幅変調による放送。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「AM放送」は振幅変調による放送であることが分かります。
つまりは「電波で情報を伝える」ということで、AM方式による電波放送ということです。
振幅は「しんぷく」と読み、電波が振動する際の大きさや間隔を意味します。
電波の振幅を変化させることで様々な情報を発信できる、AM方式で電波の振幅を変化させているのが、AM放送です。
AM放送の特徴は、広範囲に送受信できますが、ノイズが混じりやすいことです。
FM放送の定義
「FM放送」を広辞苑で調べると、
周波数変調方式で行う放送。高音質・低雑音で混信も少ないので、ステレオ放送に適する。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「FM放送」は周波数変調方式で行う放送であることが分かります。
「電波で情報を伝える」という点ではAM放送と同じですが、FM放送は、使用する電波の種類が異なります。
FMとは周波数変調の略称で、英訳である「フリクエンシー・モデュレーション」の頭文字をとったものです。
周波数とは、1秒あたりのに電波が振動する回数のことで、FM放送は電波の周波数を変化させて情報を発信しています。
FM放送の特徴は、音質が良く、雑音が少ない反面、受信できる範囲が狭いことです。
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つまり「AM放送」と「FM放送」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- AM放送は「AM方式(振幅変調)による電波放送」
- FM放送は「FM方式(周波数変調)による電波放送」
となり、「AM放送」は電波を振幅変調により発信するのに対し、「FM放送」は電波を周波数変調によって発信していることが分かりました。
BSとCSの違いはこちらでまとめています。
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