「フリーマーケット」と「蚤の市」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも使わなくなったものを安く売っている市場ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「フリーマーケット」と「蚤の市」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
フリーマーケットの定義
「フリーマーケット」を広辞苑で調べると、
蚤(ノミ)の市。フリマ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フリーマーケット」は「蚤の市」や「フリマ」と呼ばれていることが分かりました。
もともとはフランスの「蚤の市」をならって始められた古物市で、主に町の広場や公園などで行われます。
使わなくなった物や手作りの品を持ち寄って販売していることが多く、一般人でも事前に申し込みをすれば気軽に出店することができます。
近年、インターネットで「フリーマーケット」を行う人が増加しています。日本全国さまざまな人が参加でき、子ども服などを売ったり、また自分が欲しい商品を探したりとどこにいても気軽に売買できる点が魅力です。
蚤の市の定義
「蚤の市」を広辞苑で調べると、
(marché aux puces フランス)パリの北郊サン‐トゥアンに毎週立つ古物市(フルモノイチ)。転じて、一般に古物市のこと。フリー‐マーケット。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「蚤の市」はフランスのパリで毎週開かれている古物市であることが分かりました。
「蚤の市」は資源を大切にしようという環境保全の目的で開催されました。
フランス語で「flea market(フリーマーケット)」と言い、ノミが付いているような古い物を売っていたことから名付けられました。
つまり「フリーマーケット」と「蚤の市」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- フリーマーケットは「蚤の市と同じ。近年はインターネットで手軽に売買できる」
- 蚤の市は「フランスのパリで始まった古物市。ノミが付いているような古い物を売っていたから名付けられた」
となり、「フリーマーケット」と「蚤の市」は同じ古物市であり、本来「フリーマーケット」は「free market」でなくノミを意味する「flea market 」であることが分かりました。
エコ・サスティナブル・エシカルの違いはこちらでまとめています。
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