ブイヨンとコンソメの違い、あなたは説明できますか?
レシピに「ブイヨン」と書いてあった時、常備しているコンソメで代用している人は意外と多いはず。
このページを読めば「ブイヨン」と「コンソメ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ブイヨンの定義
牛・鶏の肉や骨に野菜を加え、水から煮出してとる出し汁。スープなどの土台として用いる。
広辞苑 第七版 2521Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、ブイヨンは「西洋料理に使う出汁」であることが分かりました。
「だし」であるブイヨンは、ポトフやシチューなどの煮込み料理の他、スープやピラフなど料理全般に使用されます。
日本のかつおだしや昆布だしが様々な料理に使われるのと同様に、西洋の出汁であるブイヨンも多くの料理に使用されます。
コンソメの定義
澄んだスープ。
広辞苑 第七版 1122Pより [発行所:株式会社岩波書店]
さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、コンソメは「牛肉・鶏肉・魚などからとったブイヨンに野菜などを加えて煮立て、アクを取り除くことで澄んだ琥珀色になったスープ」とのことで、コンソメの絶対条件は「濁らず澄んでいること」となります。
肉などから取った出汁(ブイヨン)に更に手を加えた、手の込んだスープであることが分かります。
また、コンソメは調味料として、スープやパスタ等に使用されます。
つまり「ブイヨン」と「コンソメ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ブイヨンは「肉や野菜などを煮出した出汁で、様々な料理のベースに使われる」
- コンソメは「ブイヨンに肉や野菜を加えて煮込み、アクを取り除いた済んだスープで、調味料としても使われる」
となります。
ブイヨンはベースとなる出汁で、コンソメは更に手を加え、スープや万能調味料として使用されることが分かりました。
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