「チョコパイ」と「エンゼルパイ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもチョコでコーティングされた甘いお菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「チョコパイ」と「エンゼルパイ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
チョコパイの定義
「チョコパイ」とはお菓子メーカーLOTTEから発売されているお菓子の商品名です。
広辞苑に掲載がないためメーカーのホームページで作り方を見てみたところ、小麦粉や卵などを原料とした2枚のビスケットの間にクリームを挟んだものに、チョコレートをかけて冷やし固めたお菓子であることが分かりました。
1917年にアメリカで発売されたムーンパイがオリジナルの商品で、戦後に日本に持ち込まれて人気になりました。
その後1983年になって、ムーンパイをもとにLOTTEから「チョコパイ」が販売されました。
エンゼルパイの定義
「エンゼルパイ」は、お菓子メーカー森永製菓から発売されているお菓子の商品名です。
広辞苑に掲載がないためメーカーのホームページで作り方を見てみたところ、2枚のビスケットの間にバニラ味のマシュマロを挟んだものに、チョコレートをかけて冷やし固めたお菓子であることが分かりました。
エンゼルパイもチョコパイと同様に、ムーンパイをもとに作られたものです。
1958年に森永製菓から販売され、現在も森永製菓を象徴するお菓子として高い人気を誇っています。
アメリカではマシュマロが『エンゼルフード』と呼ばれていたことから、「エンゼルパイ」と名づけられました。
つまり「チョコパイ」と「エンゼルパイ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- チョコパイは「2枚のビスケットの間にクリームを挟み、チョコレートをかけたお菓子」
- エンゼルパイは「2枚のビスケットの間にマシュマロを挟み、チョコレートをかけたお菓子」
となり、「チョコパイ」はLOTTEの商品で、間にクリームが挟まれているのに対し、「エンゼルパイ」は森永製菓の商品で、間にマシュマロが挟まれている点が異なるということが分かりました。
どちらもパイ生地ではありませんが、パイに見た目が似ていることからパイの名前がついています。
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