「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも大学受験のシーズンになるとよく耳にする言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
センター試験の定義
「センター試験」を広辞苑で調べると、
大学入試センター試験の通称。各大学の試験に先立ち、全国共通に行う試験。私立大学も利用可能。共通一次試験にかわり1990年度より導入。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「センター試験」は1990年度から導入された、全国共通で行われる大学受験のための試験です。
多くの大学が入試方法の一つとして取り入れており、高校3年生の約4割が受験する大規模な試験です。
この試験を利用する国公立・私立の各大学が大学入試センターと協力し、全国で同じ日に同じ試験問題を出題することで、共同実施していたのがセンター試験の特徴です。
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大学入学共通テストの定義
「大学入学共通テスト」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみると、2021年度からセンター試験に代わって導入された試験であることがわかりました。
「知識を活用しながら思考力や判断力を発揮して解くような問題が必要」という観点から、従来のセンター試験よりも思考力・判断力・表現力が問われる内容に変更されました。
試験方法はセンター試験と同様で、全国で同じ日に同じ試験問題を出題します。
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つまり「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- センター試験は「1990年度から導入された、全国共通で行われる大学受験のための試験」
- 大学入学共通テストは「2021年度からセンター試験に代わって導入された試験」
となり、どちらも全国で同じ日に同じ試験問題を出題しますが、「大学入学共通テスト」では思考力・判断力・表現力がいっそう求められる内容に変更されたということが分かりました。
定期テストと実力テストの違いについてもまとめています。
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