「有給休暇」と「リフレッシュ休暇」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも会社に勤めている人に与えられる休暇のことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「有給休暇」と「リフレッシュ休暇」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
有給休暇の定義
「有給休暇」を広辞苑で調べると、
休み中も給料の支給される休暇。有休。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「有給休暇」は給料が支給される休暇であることが分かりました。
「有給休暇」は法律で定められている休暇で、必ず取らなければなりません。また、毎年一定数が与えられることになっています。
日本の有休消化率は世界で見ると極めて低く、ヨーロッパでは90%を超えているのに対し日本は30%台にとどまっています。
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リフレッシュ休暇の定義
「リフレッシュ休暇」を広辞苑で調べると、
気持をリフレッシュするために取る休暇。また、一定の勤続期間を経た者に与える休暇。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「リフレッシュ休暇」は気持ちをリフレッシュするための休暇であることが分かりました。
「リフレッシュ休暇」は勤続年数が一定期間を経た人に与えられます。例えば、勤続3年ごとに5日の「リフレッシュ休暇」を取ることができたりします。
「有給休暇」などと違い、法律で決められた休暇ではないので、会社によってさまざまです。精神のリフレッシュの目的の他にも、離職の予防にも「リフレッシュ休暇」を設ける企業もあり、土日などとくっつけて連休にするなど各会社ごとに工夫を凝らしています。
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つまり「有給休暇」と「リフレッシュ休暇」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 有給休暇は「法律で取ることが定められている休暇で、毎年一定の日数が与えられる」
- リフレッシュ休暇は「心身のリフレッシュのために与えられる休暇で、一定の勤続年数を経ると与えられる」
となり、「有給休暇」と「リフレッシュ休暇」はそれぞれ違った目的で設けられている休暇ですが、日本は世界的に見て極めて休みが少ないことが分かりました。
産休と育休の違いはこちらでまとめています。
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