「通知カード」と「マイナンバーカード」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも番号が書かれたカードですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「通知カード」と「マイナンバーカード」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
通知カードの定義
「通知カード」は広辞苑に掲載がないためインターネット等で調べてみたところ、「通知カード」は日本に住民票がある人に個人番号を通知するための紙製のカードであることが分かりました。
「通知カード」は申請の有無に関わらず、国民全員に交付されます。
個人番号は、行政の業務を効率化する目的に加え、オンラインで確定申告ができたり、住民票などの証明書発行をコンビニで行えるようにしたり、住民の生活を便利にする目的で作られました。
「通知カード」には、住民の名前や生年月日、性別や住所、個人番号が記載されています。
マイナンバーカードの定義
広辞苑には「マイナンバー制度」についての掲載のみありました。
住民票を有する者に個人番号(マイナンバー)を割り当て、社会保障給付や税関係事務等に利用する制度の総称。法人には法人番号が付される。2016年運用開始。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「マイナンバーカード」は上記のマイナンバー制度を利用するために、申請者のみに交付されるプラスチック製のカードであることが分かりました。
「マイナンバーカード」は通知カードと異なり顔写真付きのカードであり、様々な場面で身分証明書として利用できます。
また「マイナンバーカード」の申請者には、マイナポイントという現金同様の価値を持つポイントが付与される取り組みがあり、国民にカードの申請を促すことを目的に実施されています。
申請書は通知カードと同封されて自宅に届きますが、オンラインからも申請することが可能です。
基本的にはメリットが多い「マイナンバーカード」ですが、引越しの際に役所手続きが通常よりも時間がかかることなどがデメリットとしてあります。
つまり「通知カード」と「マイナンバーカード」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 通知カードは「紙製カードで住民票がある国民全員に交付され、個人番号を通知する目的がある」
- マイナンバーカードは「申請すると発行される顔写真付のプラスチック製カードであり、身分証明書としても利用できる」
となり、「通知カード」は国民全員に交付されるのに対し、「マイナンバーカード」は申請した人のみに交付されるカードであることが分かりました。
キャッシングとカードローンの違いはこちらでまとめています。
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