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小児科と内科の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

制度

「小児科」と「内科」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも病院の診療科で、風邪をひいたときなどに診てもらう場所ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「小児科」と「内科」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

小児科の定義

「小児科」を広辞苑で調べると、

小児の内科的疾患の治療を専門とする医学の一分科。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「小児科」は主に子どもの内科的疾患を治療する分野です。

大人と子どもでは体の状態が異なり、病名が同じでも治療方法が異なる場合があります。
そのため、小児科では適切な知識や判断に基づいた慎重な選択が必要となります。
また、自分の症状をうまく伝えられない子どもの話をうまくくみ取るスキルも求められます。

一般的には15歳までが小児科にかかる年齢とされていますが、特に決められている制限があるわけではありません。
例えば子どもの病気が親に移って一緒に体調を崩してしまったとき、まとめて診察をしてくれるような病院もあります。

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内科の定義

「内科」を広辞苑で調べると、

医学の一分科。消化器・呼吸器・循環器・泌尿器・血液・内分泌・神経など内臓各器官の疾病を研究し、それらを外科的手術を施さずに治療する。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「内科」は内臓各器官の病気を手術なしで治療する診療科であることがわかりました。
内科が取り扱う疾患は幅広く、昔から医学の基礎として位置づけられています。

子どもが内科へ行くようになると、自分で症状を医師へ伝えなければなりません。
そのため、小児科から内科に移るタイミングはだいたい中学卒業が目安であると考えられます。

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つまり「小児科」と「内科」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 小児科は「子どもの内科的疾患を治療する分野で、子どもに特化したスキルが必要」
  • 内科は「内臓各器官の病気を手術なしで治療する診療科」

となり、治療できる疾患の範囲には差がありませんが、「小児科」は相手が子どもであることを前提としたフォローをしながら治療ができるのに対し、「内科」は患者自身が症状を正しく伝えられる必要があることが分かりました。

クリニックと病院の違いについてもまとめています。

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