冠詞の「a」と「the」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも英語の文を読んでいると頻出する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「a」と「the」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
aの定義
冠詞の「a」は広辞苑に掲載がないためインターネット等で調べてみたところ、「a」は対象物が不特定のものを指すとき、なおかつその対象物が一つであるときについて表現するときに使用される冠詞であることが分かりました。
例えばパンを一つだけ食べたいときは「a bread」と表記します。
また、パンが食べたいけれど特にこれといって特定のパンの種類に希望がなく、「とにかくパンを一つ食べたい」と表現するときに「a bread」と表記します。
個数で単語の表記を変えることは日本語では慣れない文化ではありますが、英語では「a」などの表記は文の意味が変わるほど大切な役割をしています。
また、「a」は次に続く単語の頭文字が母音の時は「an」に変わるなどの法則もあります。
theの定義
「the」は広辞苑に掲載がないためインターネット等で調べてみたところ、冠詞のaとの使い分けとして「the」は特定の対象物を指すときに使用する冠詞であることが分かりました。
例えば、「あのパンが食べたい」と特定のパンを指す場合は「the bread」と表記します。
または、以前話題に上がっていたりして、お互いに共通で認識しているものについて表すときにも冠詞のaではなく「the」を使用します。
冠詞の「a」と「the」のどちらを使えばいいかわからなくなった際には、対象物が特定のものか不特定のものかを基準で選ぶと良いでしょう。
つまり「a」と「the」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- aは「不特定の対象物について、かつその対象物がひとつであるときに使用される冠詞」
- theは「特定の対象物を表現する際に単語の前に使用される冠詞」
となり、「a」は対象物が不特定であるのに対し、「the」は特定の対象物について使用されることが分かりました。
英語検定とTOEICとTOEFLの違いはこちらでまとめています。
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