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適応と適用の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「適応」と「適用」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも「適する」という漢字が入った言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「適応」と「適用」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

適応の定義

「適応」を広辞苑で調べると、

①その状況によくかなうこと。ふさわしいこと。あてはまること。
②生物の形態・習性などの形質が、その環境で生活・繁殖するのに適合していること。主に遺伝的な変化についていうが、そうでないものがあり、狭義には後者を順応と呼んで区別することがある。応化。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「適応」は”その状況にふさわしいこと”、”生物の形態などが生活環境に適合していること”を意味することが分かりました。

生物はこれまで、まわりの自然環境の中で暮らしていくために少しずつ進化し、「適応」しながら子孫を残してきました。

例えばペンギンは海辺で生活する中で、水の中の魚を捕食するために泳げる身体に進化することで「適応」していきました。

適用の定義

「適用」を広辞苑で調べると、

(法律・規則などを)あてはめて用いること。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「適用」は法律などを当てはめて用いることであることが分かりました。

この法律を「適用」させるなどのように使いますが、これはある決まった条件をもとにして、それを物事に当てはめていくことを表しています。

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つまり「適応」と「適用」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 適応は「その状況に当てはまっていることを意味する言葉で、生物が環境に適合しながら生きることなどを指す」
  • 適用は「法律などのある決まった条件をもとにして、それを物事に当てはめること」

となり、「適応」と「適用」は字は似ていますが、意味がまったく異なる言葉であることが分かりました。

言い方と言い回しの違いはこちらでまとめています。

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