「サングラス」と「UVカットメガネ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも日差しが強かったり眩しさを感じたときに使用するメガネですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「サングラス」と「UVカットメガネ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
サングラスの定義
「サングラス」を広辞苑で調べると、
日光の直射を防ぐための色ガラスのめがね。日よけめがね。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「サングラス」は直射日光を防ぐための色付きメガネであることが分かりました。
黒っぽい色が付いたものを「サングラス」と呼ぶことが多いですが、マジックミラーのようなレンズを用いたものもあります。
外から見えないレンズを使用したものを「サングラス」と分類します。
「サングラス」はあくまでも直射日光を防ぐものであるため、紫外線を防ぐかどうかはその「サングラス」の紫外線透過率やUVカット率を確認しましょう。
UVカットメガネの定義
「UVカットメガネ」は広辞苑に掲載がないため「ユーブイカット」で調べてみると、
(和製語UV cut)紫外線の透過量を減らすこと。化粧品・衣料などにいう。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「UVカット」は紫外線の透過量を減らすことを意味することが分かりました。
「UVカットメガネ」はレンズの表面にコーティング剤を塗ったり、レンズに紫外線吸収剤を練り込んだりと特殊な加工を施しています。
そのため、透明なレンズでも「UVカットメガネ」であれば紫外線をカットすることができますが、サングラスと違って色がないものは眩しさの軽減はされません。
つまり「サングラス」と「UVカットメガネ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- サングラスは「茶色などの色付きのメガネで直射日光を防ぐためのもの」
- UVカットメガネは「レンズに紫外線を防ぐ加工がしてあるメガネで透明なものもある」
となり、「サングラス」は直射日光を防ぐためのメガネであるのに対し、「UVカットメガネ」は紫外線を防ぐためのメガネであることが分かりました。
虫眼鏡とルーペの違いはこちらでまとめています。
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