「領収書」と「領収証」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも会社のものを購入するときに店側に書いてもらい、後日会社に提出する書類などとして知られていますが両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「領収書」と「領収証」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
領収書の定義
「領収書」を広辞苑で調べると、
領収証に同じ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで「領収証」を調べると、
金銭を受領したことを証明する書付。領収書。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「領収書」は金銭を領収したことを記した紙で「領収証」と同じものであることが分かりました。
「領収書」は支払ったことを証明するものであるため、再度請求されることを防ぐ役割もあります。
会社のものを購入した際など、受け取った領収書を会社の経理に提出することで精算されます。
また、法律上では購入した店の名前や日にち、金額などの必要事項が記入されているものであればレシートでも構わないとされています。
領収証の定義
「領収証」は上記に記載の通り、「領収書」と同じ意味であることが分かりました。
「領収書」の正式名称は「領収証書」とのことで、「領収書」も「領収証」も違いはないとされています。
店や会社などによって「領収書」としているところと「領収証」としているところがあるというだけの差のようです。
違いがあるとすれば、「領収書」は領収したことを書いた紙であるのに対し、「領収証」は領収したことを証明した紙であるという点です。
つまり「領収書」と「領収証」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 領収書は「お金を受領したことを書いた紙で、必要事項が記入されていればレシートでも可」
- 領収証は「お金を受領したことを証明した紙で、領収書と同じもの」
となり、「領収書」も「領収証」もお金を受領したことを証明する書類であることが分かりました。
精算と清算の違いはこちらでまとめています。
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