「岐路」と「分岐点」と「過渡期」の違い、あなたは説明できますか?
どれも道や物事のわかれ目を意味する言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「岐路」と「分岐点」と「過渡期」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
岐路の定義
「岐路」を広辞苑で調べると、
わかれ道。二また道。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「岐路」はふたつにわかれる道であることが分かりました。
例えば「私は今、人生の岐路に立たされている」という文は、自分がちょうど今、今後の人生を左右するであろう重要なわかれ道に立っていることを表しています。
分岐点の定義
「分岐点」を広辞苑で調べると、
道路や物事のわかれる所。わかれめ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「分岐点」は道路や物事のわかれめであることが分かりました。
「分岐点」は2つ以上のわかれ道のことを指します。道路や線路などでも「分岐点」は数多く存在していますが、他には人生において「分岐点」という言葉が使われることもあります。
人生では、主に進学、就職、結婚の時期が「分岐点」だと考える人が多いようです。
過渡期の定義
「過渡期」を広辞苑で調べると、
旧いものから新しいものへと移って行く途中の時期。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「過渡期」は古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の時期であることが分かりました。
会社においての「過渡期」は例えば新しい制度に変わりつつある最中のことを指します。
また、個人的な人生においての「過渡期」は前の会社を辞め、新しい会社に転職するまでの間の時期や、進学や結婚といった自分の人生が大きく変わるタイミングのことを言います。
つまり「岐路」と「分岐点」と「過渡期」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 岐路は「2つのわかれ道」
- 分岐点は「道路や物事が、2つ以上にわかれているところ」
- 過渡期は「古いものから新しいものへと変わりつつある期間」
となり、「岐路」と「分岐点」と「過渡期」は意味するところは違いますが、それぞれ人生において必ずやってくる時期であることが分かりました。
既卒と第二新卒の違いはこちらでまとめています。
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