「既卒」と「第二新卒」の違い、あなたは説明できますか？
どちらも就職をしようとする際に区分けされる項目として見聞きするものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「既卒」と「第二新卒」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
既卒の定義
「既卒」を広辞苑で調べると、
すでに学校を卒業していること。
広辞苑 第七版 713Pより [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「既卒」は学校を卒業したあとの人を意味することが分かりました。
しかし、一般的には「既卒」は学校を卒業したが、就職していない人のことを言います。
既卒者は、新卒者のように内定後に学校を卒業するのを待つ期間はなく、すぐに就職できるメリットがあります。
第二新卒の定義
「第二新卒」を広辞苑で調べると
新卒で就職した企業を短期間で辞めて転職しようとする者、また転職した者。
広辞苑 第七版 1761Pより [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「第二新卒」は新卒で会社に入り、短期間で転職する人のことを指すことが分かりました。
一般的には「短期間」は3年以内を指すことが多いようです。
最近は第二新卒を積極的に採用する企業が増えています。
それは、他の社会人ベテランの転職希望者と比べて社会経験が少ないため、企業色に染まりきっていないことから、これから柔軟に対応できるであろうことが期待されているためです。
また、少なからず社会経験があるので、ビジネスマナーなどがある程度身についていることも「第二新卒」の採用が増えている理由となっています。
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つまり「既卒」と「第二新卒」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- 既卒は「学校を卒業したが、どこにも就職していない人」
- 第二新卒は「新卒で就職したあと、3年以内に転職する人」
となり、「既卒」は就職していない人であるのに対し、「第二新卒」は新卒で入った会社を転職する人であることが分かりました。
引きこもりとニートの違いはこちらでまとめています。
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