「マフラー」と「ストール」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも首元に巻く布ですが明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「マフラー」と「ストール」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
マフラーの定義
襟巻。〈[季]冬〉
広辞苑 第七版 2775Pより [発行所:株式会社岩波書店]
マフラーは冬の季語でもあるように、首のまわりに巻いて寒さを防ぐものです。
特段に長い”ロングマフラー”などもありますが、首をぐるりと一周する程の長さが一般的です。
寒い時期の防寒のためのものであるため、ウールやカシミヤなど厚手の素材であることが多く、形は長方形が一般的です。
フリンジの付いたものや、無地、チェック柄が多く、カジュアルな印象になります。
ストールの定義
(古代ローマの婦人が用いた長いゆったりとした衣服ストラに由来)装飾や防寒のための婦人用肩掛。一般に細長く、材料は多様。
広辞苑 第七版 1573Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ストールは幅が広く長さも長い大判なものが多くあるため、首だけでなく肩にかけてちょっとしたコートのように使ったり、ひざ掛けのように使用することも出来ます。
春夏にも活躍する麻や綿の薄手のものから、秋冬に使えるウールやカシミヤ素材の厚手のものまであるため素材を変えることで一年中使用できるのがストールです。
絵柄や素材、巻き方のバリエーションも豊富なストールは寒さ対策だけでなくオシャレアイテムとしても取り入れられます。
つまり「マフラー」と「ストール」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- マフラーは「秋冬に防寒のために首に巻くもので、厚手の生地と、長方形で首を一周するほどの長さが特徴」
- ストールは「幅が広く長さもあり、素材や柄、巻き方のバリエーションが豊富で年中使用できる装飾品」
となり、秋冬に活躍するマフラーに対してストールは素材を変えることでオールシーズン活躍する防寒兼、オシャレアイテムであることが分かりました。
またカジュアルになりがちなマフラーに比べ、ストールはものを選べばカジュアルにもフォーマルにも使用できます。
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