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校閲と校正の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「校閲」と「校正」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも文書に間違いがないかをチェックすることですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「校閲」と「校正」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

校閲の定義

「校閲」を広辞苑で調べると、

しらべ見ること。文書・原稿などに目をとおして正誤・適否を確かめること。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「校閲」は文書の内容に誤りや不適切な表現がないか確認し、正しく修正する作業であることがわかりました。

「校閲」では、『素読み』と『事実確認』の2つの工程に分けて作業します。
具体的な作業は以下の通りです。

  • 素読み:原稿の中身を読みこんで、文章中の誤字脱字や表現の矛盾などの誤りを探す。
  • 事実確認:原稿に書かれている情報が正しいかどうかを調べて確認する。

校正の定義

「校正」を広辞苑で調べると、

文字の誤りをくらべ正すこと。
校正刷を原稿と引き合わせて、文字の誤りや不備を調べ正すこと。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「校正」は文書の中でも文字に関する誤りがないかを確認し、正しく修正する作業であることがわかりました。

「校正」では、文章の誤字脱字や英語のスペルミス、表記のゆれなどに誤りがないかをひとつひとつ確認します。
また、表記に関するルールが設定されていることもあり、その場合は完成した文章がルールに則っているかもチェックします。

人間の脳は、多少誤った表現が混ざっていたとしても正しい表記に変換して認識することがあるため、『1文字ずつ点検する』という意識をもつことがとても重要になります。

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つまり「校閲」と「校正」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 校閲は「内容に誤りや不適切な表現がないか確認する作業」
  • 校正は「文字に関する誤りがないかを確認する作業」

となり、「校閲」は全体的な内容が適切であるかを確認するのに対し、「校正」は一つ一つの文字を確認する作業であることが分かりました。

他にも言葉の違いについてまとめています。

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