「勘違い」と「思い込み」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも事実とは違うことを正しいと思っている際に使用する言葉ですが、両者には明確な違いがありました。
このページを読めば「勘違い」と「思い込み」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
勘違いの定義
間違って思いこむこと。思いちがい。
広辞苑 第七版 668Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、勘違いは実際と違うことを事実と思い込んでしまうことを指しますが、これは一時的なことで、間違いに気付いたり、誰かに指摘されれば「勘違いしていた」「間違って覚えていた」とすぐに訂正することが出来ます。
悪気なく、ついうっかりといったことなので、誰でも日常的に起こりうることです。
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思い込みの定義
思い込むこと。固く信じて疑わないこと。
広辞苑 第七版 445Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、思い込みは「そうに違いない」「そうに決まっている」とすっかり信じて疑わないことです。
思い込みは一時的に間違えて記憶してしまったのではなく、長い間そうだと思い込んでおり、そこには本人の強い気持ちがあるためなかなか考えを変えることが出来ないばかりか、誤りを指摘されてもすぐに正すことは出来ません。
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つまり「勘違い」と「思い込み」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 勘違いは「ついうっかり間違えて記憶してしまうことで、誤りに気付けばすぐに考えを修正することが出来る」
- 思い込みは「長い間そうに違いないと固く信じて疑わないため、誤りに気付くことが出来ないばかりか、指摘されても直ぐに考えを変えられない」
となり、一時的なついうっかりの勘違いと、固く信じ込んでしまっている思い込みとでは似ているようで大きな違いがあることが分かりました。
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