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町と街の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「町」と「街」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも口に出すと同じ「まち」という言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「町」と「街」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

町の定義

「町」を広辞苑で調べると、

地方公共団体の一つ。市に次ぎ村より大きいもの。
人家の密集している所を、道路で分けた一区域の称。
市・区を構成する、市街の小区分。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「町」は地方公共団体の区分の1つで、市より小さく村より大きい規模のものを指すことがわかりました。
区分については「まち」と読む場合と「ちょう」と読む場合があります。
一般的に住宅が密集している地域をいいます。

「町」という漢字には田んぼの広さや区画の単位としての意味もあり、もとは「あぜ道」や「境界」を意味する言葉として作られました。

街の定義

「街」を広辞苑で調べると、

商店の立ち並んだ繁華な土地。市街。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「街」は商店やビルが立ち並んでいるにぎやかなエリアを指すことがわかりました。

「街」という漢字は、「十字路」と「縦横の線が重なった幾何学図形」の象形から成っており、「みち」や「まち」を表す語として作られました。
そのため、ある程度整備されたまっすぐな道がある区画=商業などがさかんな大通りのある範囲ということで、比較的都会を指すことが多いようです。

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つまり「町」と「街」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • は「地方公共団体の区分の1つで、市より小さく村より大きい規模のもの。一般的に住宅が密集している地域をいう。」
  • 街は「商店やビルが立ち並んでいるにぎやかな地域。」

となり、どちらも大きな意味では人々が集まる生活の場ということになりますが、「町」は住宅地がメインなのに対し、「街」は商業施設がメインの区画であることが分かりました。

その他にも「言葉」に関する違いを多くまとめています。

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