「生チョコ」と「トリュフ」の違い、あなたは説明できますか?
生チョコは四角、トリュフチョコは丸のイメージがありますがどちらもとろける様な食感が特徴のチョコレートです。
このページを読めば「生チョコ」と「トリュフ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
生チョコの定義
クリームと水分を多く含んだチョコレート。
広辞苑 第七版 2186Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「生チョコレート」ではなく「生チョコ」で広辞苑に掲載があったのは驚きました。
生チョコはチョコレートに生クリームや洋酒を加えた柔らかい食感のチョコレートで、ココアパウダーがまぶしてあり、板状に固めたものをさいの目にカットた四角い形が特徴です。
また、「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」によると、日本の生チョコは生クリームが全重量の10%以上で、水分(生クリームに含有されるものも含む)が全重量の10%以上である、と定められています。
トリュフの定義
「トリュフ」または「トリュフチョコレート」は広辞苑に掲載が無いためWikipedia等でリサーチしたところ、トリュフチョコレートは直径3cmほどの球形に固めた生チョコレートを硬めのチョコレートでコーティングした後、ココアパウダーやココナッツ、粉糖などをまぶしたものであることが分かりました。
トリュフの名は高級食材のトリュフに似ていることに由来するため、材料や製法が同じでも四角いものはトリュフとは言いません。
つまり「生チョコ」と「トリュフ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 生チョコは「チョコレートに生クリームや洋酒を加えた柔らかいチョコレートで、四角い形が特徴」
- トリュフは「生チョコを硬いチョコレートやココアパウダーなどでコーティングした丸いチョコレート」
となり、トリュフの中身だけで作ったのが「生チョコ」であることが分かりました。
どちらも材料はほとんど同じですが、トリュフは硬めのチョコレートでコーティングされているためカリっとしたあとにトロリとした食感になる違いがあります。
また、ビター、ミルク、ハイミルク、ホワイト、ルビーチョコレートの違いについてもまとめています。
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