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神社と寺院の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

建物・施設

「神社」と「寺院」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも神様が祀られている場所を指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「神社」と「寺院」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

神社の定義

「神社」を広辞苑で調べると、

神道の神を祀るところ。一般には神殿と付属の施設から成る。やしろ。おみや。もり。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「神社」は神道の神が祀られている神殿と付属の施設であることが分かりました。

「神社」はお正月などに初詣をしたり、受験の合格祈願のためにお参りをしたりと、願い事をすることが一般的ですが、本来の「神社」の目的は日々の感謝を神様に伝えに行く事と言われています。

文部科学省の資料によると日本全国に約8万5千の「神社」があり、宗教法人を有さない祠等を含めると20万社程の「神社」があります。このように全国にたくさんの「神社」がありますが「大神宮」、「神宮」、「宮」、「大社」、「神社」のように社合や社格と呼ばれるもので区別されています。

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寺院の定義

「寺院」を広辞苑で調べると、

(「院」は支院を指す)寺てら

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「寺院」は僧侶が修行などを行う寺であることが分かりました。

「寺院」には仏像が祀られていて「寺院」の他に寺(てら)、仏閣(ぶっかく)とも呼ばれます。江戸時代には30万ほどあったお寺は明治時代には10万、現在は約8万と減少傾向にあります。

「寺院」へ行く目的は、一般的にはお葬式を執り行ったりすることとされていますが、本来の目的は仏教を聞いて本当の幸せになることとされています。

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つまり「神社」と「寺院」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 神社は「神道の神が祀られている神殿と付属の施設のこと」
  • 寺院は「僧侶が修行などを行う寺のこと」

となり、「神社」は神が祀られている施設であるのに対し、「寺院」は僧侶が修行などを行う寺のことであることが分かりました。

「お参り」と「お詣り」の違いについてもまとめています。

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