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違法と不法の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「違法」と「不法」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも法律に反する行為ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「違法」と「不法」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

違法の定義

「違法」を広辞苑で調べると、

法律または命令に背くこと。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「違法」は法律または命令に背くことを指すことがわかりました。

違法とは、その行為や状態が、刑法などの法令に違反していることを指す言葉です。

一方で、道徳的に非難されるような行為や、民事的事案の場合は不当な行為であっても「違法」にはなりません。

ちなみに「民事」とは、私人間のトラブルや権利の保護、被害などを指し、「公序良俗」などに反しない限り、当事者間で自由に合意や和解ができます。

不法の定義

「不法」を広辞苑で調べると、

法にそむくこと。人の道にたがうこと。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「不法」は法に背くことや人の道にたがうことを指すことがわかりました。

不法行為とは、ある人物が他人の権利や利益を違法に侵害する行為を指します。

またその場合、不法行為を働いた加害者は、被害者へ損害賠償の責務を負う義務が生じます。

不法行為は法律の規定により、当事者の意思にかかわりなく、法律に基づき成立する債権です。

債権とは、特定の人に、特定の行為や給付を請求できる権利のことです。

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つまり「違法」と「不法」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 違法は「法律または命令に背くこと
  • 不法は「法に背くことや人の道にたがうこと

となり、「違法」は道徳に反する行為や民事的事案の場合は該当しない場合があり、「不法」はある人物が他人の権利や利益を違法に侵害する行為を指す、ことがわかりました。

刑事と民事の違いはこちらでまとめています。

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