「不在者投票」と「期日前投票」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも選挙の投票日に投票に行けない人のために設けられている制度ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「不在者投票」と「期日前投票」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
不在者投票の定義
「不在者投票」を広辞苑で調べると、
選挙当日に所定の投票所に行くことができない有権者が前もって行う投票。病院・老人ホームや出先の市区町村での投票、郵便による投票などがある。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「不在者投票」は選挙当日に投票所に行くことができない有権者が前もって行う投票であることが分かりました。
「不在者投票」はいろいろな場所で行われており、老人ホームや病院でも行われています。また、海に出ている船員などはファクシミリを使うことが認められています。
障害や病気、要介護者など投票所に行くことが困難な人はあらかじめ申し出ることによって郵送での投票が可能です。
期日前投票の定義
「期日前投票」を広辞苑で調べると、
用務・病気などにより選挙当日に投票できない有権者が前もって行う投票。本人が直接、期日前投票所で投票する。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「期日前投票」はさまざまな都合により選挙当日に投票できない有権者が前もって行う投票であることが分かりました。
「期日前投票」は「不在者投票」のあとにできた制度で、現在では多くの人が利用しています。
「期日前投票」では、実際の投票日より前の決められた期間に期日前投票所へ行って投票します。ここでは、本来の投票日に出席できないことを宣誓書に記して提出しなければなりません。
つまり「不在者投票」と「期日前投票」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 不在者投票は「投票日に投票所へ行くことができない有権者が前もって投票を行うことができる制度。老人ホームや病院などの施設で投票が行われたり、申請すれば郵送なども可能である」
- 期日前投票は「さまざまな都合で投票日に投票日へ行くことができない有権者が前もって投票所へ行き投票する制度」
となり、「不在者投票」や「期日前投票」といった便利な制度を利用して積極的に選挙に参加する必要があることが分かりました。
講和と講話の違いはこちらでまとめています。
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