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非課税と不課税の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

経済

「非課税」と「不課税」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも税金を課せられないことを意味する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「非課税」と「不課税」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

非課税の定義

「非課税」を広辞苑で調べると、

税金がかからないこと。課税の対象にならないこと。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「非課税」は税金がかからないことを意味することが分かりました。

住民税を払わなくてもよい家庭を「非課税世帯」と言います。

住民税が「非課税世帯」となる条件は、「生活保護を受けている」、「給与所得者は合計所得が204万4千円以下」、「ひとり親家庭、未成年者、障がい者、寡婦(夫)で前年度の所得が135万円以下」などとされています。

「非課税世帯」は国民保険料が安くなったり、保育料が免除されたりと様々な支援が受けられます。

所得税は、給与所得が103万円以下のパート従業員などは「非課税」とされます。

不課税の定義

「不課税」は広辞苑に掲載されていないためWikipedia等で調べてみると、「不課税」は消費税の課税の対象にならないものを意味することが分かりました。

消費税のかからない取引のことを「不課税取引」と言います。

これは、事業として行う金銭の取引ではないものが対象となり、従業員に支払われる給与などが当てはまります。

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つまり「非課税」と「不課税」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 非課税は「所得税や住民税がかからないことを言い、一定の条件に当てはまる家庭を非課税世帯と呼ぶ」
  • 不課税は「消費税が課せられないことであり、給与などの事業としての金銭の取引でないもの」

となり、「非課税」は所得税や住民税が免除されることであるのに対し、「不課税」は給与など消費税の対象とならないことであることが分かりました。

収入と所得の違いはこちらでまとめています。

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