「普通の花」と「エディブルフラワー」の違い、あなたは説明できますか?
庭に植えたり、花束にするような観賞用の「普通の花」と、ケーキなどに飾る食用の「エディブルフラワー」では一体どんな違いがあるのでしょうか。
このページを読めば「普通の花」と「エディブルフラワー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
普通の花の定義
「花」を広辞苑で調べると、
被子植物の生殖器官。雌しべ(子房)をもつことが特徴。広義には種子植物の有性生殖にかかわる器官をいう。俗にコケなどの生殖器官を花ということもある
広辞苑 第七版 2369Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、観賞用の所謂「普通の花」は、生殖器官をもつ植物であることが分かりました。
花はその色鮮やかな華やかさから室内に切り花を飾ったり、庭やベランダでガーデニングを楽しむほか、おめでたい席などに花束にして贈るなど主に観賞用として用いられています。
しかし、花には農薬が使用されているため食べることは出来ません。
エディブルフラワーの定義
「エディブルフラワー」を広辞苑で調べると、
食用の花。
広辞苑 第七版 330Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、更に詳しく専門店のサイトやWikipedia等でリサーチしたところ、エディブルフラワーは食用として栽培された花で、使用する肥料や農薬は食べても人体に影響のない安全なものであることが分かりました。
また、エディブルフラワーは見た目の華やかさだけでなく、野菜のようにビタミンやミネラルなどの栄養が豊富でもあります。
エディブルフラワーにはカーネーションやバラ、菊やハイビスカスなどかなり多くの種類がありますが、それもそのはずで、そもそもエディブルフラワーは食用に品種改良されているわけではなく元々ある花を食用として栽培しているのです。
エディブルフラワーは個人で栽培することも可能ですが、普通のお店に売っている花の種や苗はどのような農薬を使用しているか分からないため、食用に生産された種や苗を購入する必要があります。
つまり「普通の花」と「エディブルフラワー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 普通の花は「色鮮やかで美しく観賞用に用いられるが、多くの農薬が使われている」
- エディブルフラワーは「食べても影響のない肥料などが使用されており、食用に育てられている花」
となり、品種は同じでもエディブルフラワーは安全な肥料が使われているなど、食用として栽培されているものであることが分かりました。
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