「導線」と「動線」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも何かが通る線のイメージですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「導線」と「動線」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
導線の定義
「導線」を広辞苑で調べると、
電流を通ずるための針金。電線。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「導線」は電流を通すための針金であることが分かりました。
「導線」は身近なところでは町中で見かける電線のことを意味しており、電線を電流が流れることによって各家庭の電化製品が使えるようになっています。
また、最近では「導線」を「動線」と同じような意味で使われることもあるようです。
この場合は「流通業界」などのごく一部の限られた場合のみで使われ、一般には使われません。
動線の定義
「動線」を広辞苑で調べると、
建物の内外や街で人や物が移動する方向・頻度などを示す線。居住性・機能性を判定する一指標。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「動線」は街中で人やものが移動する方向などを示す線を意味することが分かりました。
お店などでは、客の動線を把握して売りたい商品を並べることで売上アップを狙ったりします。
また、動線を把握することで混雑しやすい道を見つけて対策したり、物を効率的に運ぶ道を選んだりすることができます。
家を建築する際などは、人の動線に沿った間取りやドアなどの配置を考えることが重要なポイントです。
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つまり「導線」と「動線」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 導線は「電信柱に繋がっている電線などの電流が流れる針金」
- 動線は「街中などで人やものが移動する道」
となり、「導線」は電流が通る針金であるのに対し、「動線」は人やものが移動する道であることが分かりました。
建築と建設の違いはこちらでまとめています。
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