「コーンフレーク」と「シリアル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもサクサクした食べ物で、朝食やおやつとして食べられているものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「コーンフレーク」と「シリアル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
コーンフレークの定義
「コーンフレーク」を広辞苑で調べると、
トウモロコシのひき割りを蒸気で加熱し、薄片状に押しつぶして乾燥させた食品。多くは、牛乳・砂糖などをかけて食べる。
広辞苑 第七版 1019Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「コーンフレーク」は牛乳や砂糖をかけて食べられるトウモロコシの加工食品であることがわかりました。
1894年にアメリカのジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士によって発明されて各国へ広まっていき、日本では1929年にコーンフレークの製造が始まり、1963年ごろから急速に普及しました。
シリアルの定義
「シリアル」を広辞苑で調べると、
穀物。穀類。特に、コーン‐フレークやオートミールなどの穀物の加工食品。
広辞苑 第七版 1484Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「シリアル」は穀物の加工食品の総称であり、その中にはコーンフレークも含まれることが分かりました。
「シリアル」はトウモロコシ、麦、米などを原料とし、フレークやチップ、パフ、クッキー、バーなど様々な形状があります。
また、数種類の穀物を混ぜてチョコレートやハチミツで味付けしたり、ドライフルーツやナッツを入れたりと、バリエーション豊富なのが特徴です。
つまり「コーンフレーク」と「シリアル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- コーンフレークは「トウモロコシの加工食品で、牛乳や砂糖をかけて食べる」
- シリアルは「トウモロコシ、麦、米などの加工食品で、食べ方のバリエーションが豊富」
となり、「コーンフレーク」は「シリアル」の一種であることが分かりました。
どちらも手軽に必要な栄養を取ることができるため、朝食としての人気が高い食べ物です。
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