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有機物と無機物の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

自然・現象・生物

「有機物」と「無機物」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも自然界に存在する物質ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「有機物」と「無機物」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

有機物の定義

「有機物」を広辞苑で調べると、

生物に由来する炭素原子を含む物質の総称。また、有機化合物の意味。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「有機物」は炭素原子を含んだ物質の総称であることが分かりました。

「有機物」はタンパク質や脂肪、炭水化物など生物の体の中で作られる物質を指します。炭素の他にも「有機物」を構成する元素には水素、窒素、酸素などがあります。

「有機物」は燃やした時に炭ができる物質であることも条件です。二酸化炭素は炭素原子を含んでいますが、燃やしても炭ができないので「無機物」となります。

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無機物の定義

「無機物」を広辞苑で調べると、

水・空気・鉱物類およびこれらを原料として作った物質の総称。また、無機化合物の意味。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店

とのことで、「無機物」は水、空気、鉱物や、これらを原料として作った物質の総称であることが分かりました。

「無機物」は燃やすと炭ができる「有機物」以外の物質で、炭素原子が含まれていないこと、二酸化炭素などの炭素原子を含んでいても燃やしても炭ができない物質を指します。

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つまり「有機物」と「無機物」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 有機物は「生き物の体の中で作られる物質。また、燃やすと炭ができる物質のこと」
  • 無機物は「炭素原子を含まない物質。また二酸化炭素など炭素原子を含んでいるが燃やしても炭が作られない物質のこと」

となり、「有機物」と「無機物」は燃やすと炭ができるかどうかで判別できることが分かりました。

都市ガスとプロパンガスの違いはこちらでまとめています。

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