「テレワーク」と「ノマドワーク」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも新しい働き方として社会に浸透しつつありますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「テレワーク」と「ノマドワーク」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
テレワークの定義
「テレワーク」を広辞苑で調べると、
パソコンなどの情報通信機器を利用して、事業所や顧客先などと離れた場所で働く労働形態。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「テレワーク」はパソコンなどを使い、職場と離れた場所で働く労働形態であることが分かりました。
ここ数年で新しい生活様式が浸透しつつありますが、その中でも「テレワーク」は働く人達に広まっている労働形態です。
「テレワーク」は自分の家など会社でないプライベートな場所にいながらパソコンを使用して仕事をするスタイルで、メールやテレビ電話、電話などで相手とコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくことができます。
今まで当たり前のように出勤していたのが、家でも不便なく働くことができるということがわかり、これを機に田舎へ移住する人が増えました。

ノマドワークの定義
「ノマドワーク」は広辞苑に掲載がないため「ノマド」を調べると、
遊牧民。流浪の民。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ノマドワーク」は遊牧民を意味する「nomado」と労働を意味する「work」を組み合わせた造語であり、決まった場所に留まらずに好きな場所で働く労働形態を指すことが分かりました。
遊牧民が季節ごとに移動しながら生活しているように、「ノマドワーカー」は働く場所をひとつに定めず、その日、自分が働きたい場所で働きます。

つまり「テレワーク」と「ノマドワーク」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- テレワークは「会社に出勤して働くのではなく、自分の家などの離れた場所で働く労働形態」
- ノマドワークは「働く場所をひとつに定めず、自分の好きな場所で仕事をする労働形態」
となり、「テレワーク」は自分の家などの離れた場所で働く労働形態であるのに対し、「ノマドワーク」は働く場所をひとつに定めない労働形態であることが分かりました。
ワードとエクセルの違いはこちらでまとめています。
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