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久しぶりとご無沙汰の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「久しぶり」と「ご無沙汰」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも長い期間があいたときに使う言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「久しぶり」と「ご無沙汰」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

久しぶりの定義

「久しぶり」を広辞苑で調べると、

前の経験から長い時を経て、再びすること。長い時を隔てていること。久方ぶり。しばらくぶり。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「久しぶり」は何かを行ってから長い時間が経っていることを示していることが分かりました。

つまり、以前経験したときから長い時間が経ってもう一度経験する際に「久しぶり」という表現を使用します。

例えば「1週間ぶり」という表現では明確な「1週間」という期間がありますが、明確な期間がなく「久しい」時間が過ぎている場合には「久しぶり」という表現になります。

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ご無沙汰の定義

「ご無沙汰」を広辞苑で調べると、

長い間相手を訪問しなかったり便りを出さないでいたりすること。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ご無沙汰」は長い期間相手に会わなかったり、連絡していないときに使う言葉だということが分かりました。

「沙汰」とは、便りや知らせのことを指し、「ご無沙汰」は会っていない、連絡していないという意味の「無沙汰」を丁寧に言った言葉です。

様々な内容で使える「久しぶり」に対し、「ご無沙汰」は主に音信に使われます。

長く会っていない相手に挨拶する際、「お久しぶりです」は自分と同等か下の者にしか使えませんが、「ご無沙汰しております」は目上の者にも使えるという特徴もあります。

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つまり「久しぶり」と「ご無沙汰」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 久しぶりは「以前経験したことを、長い期間を置いてもう一度経験すること」
  • ご無沙汰は「長い期間訪問したり連絡したりしていないこと」

となり、「久しぶり」は経験する様々な事柄について使われるのに対し、「ご無沙汰」は相手との音信に対して使われる言葉であることが分かりました。

様と御中の違いはこちらでまとめています。

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