「仕出し」と「宅配弁当」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも注文すると店が必要な場所へ届けてくれるお弁当ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「仕出し」と「宅配弁当」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
仕出しの定義
「仕出し」を広辞苑で調べると、
注文の料理を調えて届けること。出前。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「仕出し」は客の注文を受けてから料理を作り、届けるものであることがわかりました。
使い捨てではない容器に入っていることもあり、その場合は店がまた容器を回収しに来ます。
冠婚葬祭などで出すような豪華なお弁当も仕出しであることが多く、本格的な和定食や新鮮な刺身をお弁当で楽しむことができます。
栄養士がメニューを管理しているところでは、味だけでなく栄養バランスが考えられているものもあります。
ただし注文してから作るので、突然の発注には対応できなかったり届けるまでに時間がかかったりすることがあります。
宅配弁当の定義
「宅配弁当」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「宅配弁当」も客の注文を受けて配達する弁当であることがわかりました。
注文後すぐに届けることを前提として作られているお弁当なので、どうしても揚げ物が中心だったり、炭水化物が多かったりということが多くなります。
一方で、「食べたいものを食べたいときに食べられる」というのが宅配弁当のメリットです。
つまり「仕出し」と「宅配弁当」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 仕出しは「注文してから作って届けてくれる弁当で、栄養バランスが考えられた豪華な食事を楽しむことができる」
- 宅配弁当は「出来あがっている弁当を届けてくれるもので、いつでも好きなタイミングで注文できる」
となり、「仕出し」は早めの注文が必要だが中身の自由度が高いのに対し、「宅配弁当」は基本的に選べるおかずは限られているがいつでも注文できる、ということがわかりました。
「懐石料理と会席料理の違い」についてもまとめています。
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