「祝日」と「祭日」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも特別な意味をもつ日ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「祝日」と「祭日」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
祝日の定義
「祝日」を広辞苑で調べると、
めでたい日。いわいの日。特に、国で定めた祝いの日。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「祝日」は国で定められた祝いの日であることが分かりました。
祝日は「国民の祝日に関する法律」で決められています。
その日は学校や仕事が休みになり、祝日の意味を考えながら過ごします。
例えば、1月1日の「元日」は新しい年の始まりを祝う日、2月11日の「建国記念の日」は日本の国ができたことを記念する日です。
このように、祝日にはそれぞれ趣旨があります。

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祭日の定義
「祭日」を広辞苑で調べると、
祭りを行う日。「国民の祝日」の俗称。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「祭日」は皇室の祭典を行う日や神社のお祭りを行う日であることが分かりました。
昔は「皇室祭祀令」という法律で祭日が決められていましたが、1947年に廃止。
1948年に「国民の祝日に関する法律」ができてからは、「祭日」は「国民の祝日」に統合されました。
例えば11月3日の「文化の日」はもともと皇室の祭典だった日です。
現在では「祝日」と「祭日」は同じ意味であり、「祭日」という言葉はあまり使われません。
しかし、皇室や神社の行事は今でも「祭日」と呼ばれることがあります。

つまり「祝日」と「祭日」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 祝日は「国で定められた祝いの日」
- 祭日は「祭りを行う日」
となり、「祝日」は国民全体が祝う日であるのに対し、「祭日」は皇室や特定の宗教が祝う日であることが分かりました。
王室と皇室の違いはこちらでまとめています。
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