「ブティック」と「セレクトショップ」と「転売」の違い、あなたは説明できますか?
どれも販売店舗に関する用語ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ブティック」と「セレクトショップ」と「転売」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ブティックの定義
「ブティック」を広辞苑で調べると、
(小売店の意)しゃれた婦人服・小物・装飾品などを扱う小規模の店。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ブティック」はしゃれた洋服やアクセサリーなどを扱う店であることがわかりました。
「ブティック」と呼ぶ場合、高級感がある、洋服やアクセサリーを扱うお店のことを指すのが一般的です。
また「ブティック」はフランス語で「洋装店」という意味があり、比較的規模の小さい店に対して使用する言葉です。
つまり「ブティック」は、「高級感がある服やアクセサリーを扱う、小規模な洋装店」と言えます。

セレクトショップの定義
「セレクトショップ」を広辞苑で調べると、
(和製語select shop)メーカーやブランドにこだわらず、独自に選んだ商品を販売する店。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「セレクトショップ」は店主の好みや個性によって商品を選んで品揃えした店であることがわかりました。
「セレクトショップ」は、お店の担当者(バイヤー)が、自分たちのセンスで選び抜いた商品を売っているお店のことを指すのが一般的です。
「セレクトショップ」では、主に衣類・家具・雑貨などの商品を扱っており、生活様式や暮らし方について提案しています。
特定のメーカーやブランドにこだわらず、生活スタイルや文化を大切にした商品など、バイヤーが吟味した商品を陳列しているので、掘り出し物探しや、自分の感性に合った商品選びなどが可能です。
つまり「セレクトショップ」は、「バイヤーが吟味した、衣類・家具・雑貨などを販売する店」と言えます。

転売の定義
「転売」を広辞苑で調べると、
ある人から買い取ったものを、さらに他人に売り渡すこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「転売」は買い取ったものを別の人に売り渡すことであることがわかりました。
「転売」は、商品を買って、その商品をより高く売ることで、お金を稼ぐことです。
例えば、人気のある商品を手に入れて、その商品が品切れになった後に高価格で売り出す、といった方法などがあります。
注意点として、転売について定められている法律があるため、なんでも転売してよいわけではありません。
つまり「転売」は、「ある商品を手に入れ、より高値で売ること」と言えます。

つまり「ブティック」と「セレクトショップ」と「転売」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ブティックは「しゃれた洋服やアクセサリーなどを扱う店」
- セレクトショップは「店主の好みや個性によって商品を選んで品揃えした店」
- 転売は「買い取ったものを別の人に売り渡すこと」
となり、「ブティック」は高級感がある服やアクセサリーを扱う小規模な洋装店で、「セレクトショップ」はバイヤーが吟味した衣類・家具・雑貨などを販売する店であり、「転売」はある商品を手に入れてより高値で売ること、であることがわかりました。
古着とリサイクルの違いはこちらでまとめています。
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