「古着」と「リサイクル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも誰かが一度使ったものを再利用することですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「古着」と「リサイクル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
古着の定義
「古着」を広辞苑で調べると、
着古した衣服。ふるぎぬ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「古着」は中古の服やファッショングッズを指すことがわかりました。
また、誰かが一度使用したものという意味だけでなく、一点ものやヴィンテージものが含まれることもあります。
古着の買取や販売を行っている古着屋では、基本的にはブランド品を取り扱います。
買取担当者は衣服に関する専門的な知識を持っていることが多く、服の状態や付属品、ブランド証明書の有無など、厳しい査定が行われます。
そのため買取不可となるケースも少なくありませんが、逆に思わぬ掘り出し物が見つかることもあります。
[サムディフ] オーバーサイズ トレーナー メンズ 【古着風 カレッジロゴ】 ユニセックス ゆったり カレッジ スウェット オシャレ ファッション M グリーン(45)
created by Rinker
リサイクルの定義
「リサイクル」を広辞苑で調べると、
資源の節約や環境汚染防止などのために、不用品・廃棄物などを再利用すること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「リサイクル」はまだ使用用途がある不用品を再利用すること、ということがわかりました。
リサイクルショップでは幅広い品物を取り扱うため、一度にいろいろなものを持ち込んで手軽に買取を依頼することができます。
ただし各品目の査定について専門的な知識をもっていないことが多く、本来の価値よりも低い価格で買取されるケースもあります。
つまり「古着」と「リサイクル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 古着は「中古の服で、ブランドやビンテージものが多い」
- リサイクルは「不用品を再利用したもので、取り扱う範囲が広い」
となり、「古着」は主に価値の高い衣服を意味しているのに対し、「リサイクル」はまだ最低限の価値が残っていて使えるものを意味している、ということが分かりました。
「中古品とヴィンテージとアンティークの違い」についてもまとめています。
コメント