「フォーマル」と「セミフォーマル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも公的な場所で着用するかしこまった衣装ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「フォーマル」と「セミフォーマル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
フォーマルの定義
「フォーマル」を広辞苑で調べると、
公式的。よそゆき。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、続いてフォーマルな衣装という意味の「フォーマルウェア」を広辞苑で調べると、
夜会・訪問・式典などに着用する正式な服装。着用する時間帯によって異なる服が定められている。イブニング‐ドレス・燕尾服など。正装。礼装。礼服。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フォーマル」は正式な場にふさわしい、最も格式の高い服装であることがわかりました。
女性皇族の方々が公式行事の際に着用している装いもフォーマルに分類されるものです。


セミフォーマルの定義
「セミフォーマル」は広辞苑に掲載がありませんが、言葉を分解すると「セミ+フォーマル」になります。
「セミ」を広辞苑で調べると、
「幾分」「半」「準」の意。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「セミフォーマル」はフォーマルよりも格式が低いもので、フォーマルに近い服装を指すことがわかりました。
結婚式や披露宴、記念式典、高級レストランでのイベントなどでは、一般的にセミフォーマルのドレスコードが指定されます。
セミフォーマルに適した服装としては、セミアフタヌーンドレス、カクテルドレス、セレモニースーツの主に3種類が挙げられます。


つまり「フォーマル」と「セミフォーマル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- フォーマルは「正式な場にふさわしい、最も格式の高い服装」
- セミフォーマルは「フォーマルよりも格式が低いもので、フォーマルに近い服装」
となり、「フォーマル」は格調高い場にふさわしい気品溢れる装いであるのに対し、「セミフォーマル」はそこまで形式ばってはいないものの、その場に合った装いであることが分かりました。
そのほか、衣類に関する記事を多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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