「リュックサック」と「バックパック」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも背中に背負う鞄ですが、最近はバックパックという言葉をよく耳にします。
このページを読めば「リュックサック」と「バックパック」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
リュックサックの定義
登山やハイキングなどに用いる背負袋。ルックザック。リュック。
広辞苑 第七版 3091Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、リュックサックはドイツ語で背中に背負う袋のことを指すことが分かりました。
大きさや形に決まりはないため、少量の荷物しか入らない小さなものから、旅行に行けるほどの大きなものまで全てリュックサックとなります。
リュックサックは背負うことで両手が空くので登山やハイキングだけでなく、日常使いにも便利なバッグです。
ダサくなりがちなリュックサックですが、流行も手伝い学生やお年寄りだけでなく、サラリーマンの通勤バッグなどとしても使用されています。
バックパックの定義
大型のリュックサック。
広辞苑 第七版 2359Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、バックパックはリュックサックの1つであることが分かりました。
大きなリュックサックを背負って旅をする”バックパッカー”が注目を浴びたことで日本ではすっかり「大きなリュックサック」を意味しているバックパックですが、実際のところ英語では大きさに関わらず背中に背負う袋をバックパックと呼びます。
つまり、日本では大きなリュックサック=バックパックとなりますが、本来の意味ではリュックサックとバックパックは全く同じものを指します。
つまり「リュックサック」と「バックパック」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- リュックサックは「ドイツ語で、大きさに関わらず背中に背負う袋の総称」
- バックパックは「日本では大きなリュックサックを指すが、英語では大きさに関わらずリュックサックのことをバックパックと呼ぶ」
となり、リュックサックはドイツ語、バックパックは英語という違いがあるだけで同じものを指していることが分かりました。
しかし日本では大きなリュックサックのことをバックパックを呼ぶことが根付いてしまったため、商品名もゴツめの大きなリュックサックのみが「バックパック」として販売されています。
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