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練習と特訓の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「練習」と「特訓」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも何かを習得するために繰り返し行うことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「練習」と「特訓」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

練習の定義

「練習」を広辞苑で調べると、

学問・技芸などの上達を目標に、繰り返して習うこと。習練。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「練習」は学問や技芸などの能力を上達させるために繰り返し習うことを意味することがわかりました。
本番ではできないことを試してみるというのも、練習の意義のひとつです。

例として、「発表会にむけて毎日ピアノの練習をする」というような使い方があります。

練習によって高い効果を得るには、ただ単に多くの量をこなすだけではなく、練習の目的を意識することが重要であると言われています。

特訓の定義

「特訓」を広辞苑で調べると、

特別に行う訓練。能力の向上のため短期間集中的に行う訓練。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「特訓」は能力を向上させるために短期間で集中して訓練することを意味することがわかりました。

「訓練」は「特定の状況を想定して、特定の技能が身につくように繰り返し動作を行うこと」という意味があります。
つまり、ある程度習得する技能の範囲を絞り込んで、そこに集中して動作を繰り返すことが「特訓」ということになります。

例として、「プールでバタフライの特訓をする」というような使い方があります。

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つまり「練習」と「特訓」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 練習は「能力を上達させるために繰り返し習うこと」
  • 特訓は「習得する技能の範囲を絞り込んで、そこに集中して動作を繰り返すこと」

となり、「練習」は技能を習得するために繰り返し行う行動であるのに対し、「特訓」はもっている技能をさらに磨き上げることを目的として、集中して取り組むことであることが分かりました。

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