「レジュメ」と「レポート」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも学校の授業や講義の内容などをまとめたものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「レジュメ」と「レポート」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
レジュメの定義
「レジュメ」を広辞苑で調べると、
摘要。要約。特に研究発表・講演などの内容をまとめたもの。レジメ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「レジュメ」は「レジメ」とも呼ばれ、研究発表や講演などの内容を要約してまとめたものであることが分かりました。
会社では、会議で「レジュメ」を作成することがありますが、これはこれから行われる会議の要点や必要事項などを簡潔にわかりやすくまとめたもので、会議をより円滑に進める役割があります。
このように「レジュメ」はこれから行われることを前もって要約しておくことで、他の人がより理解しやすくなるように用いられます。
レポートの定義
「レポート」を広辞苑で調べると、
報告書。学術研究報告書。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「レポート」は報告書を意味することが分かりました。
大学などで授業の「レポート」を書くことがありますが、これは授業で学んだ内容を自分なりにまとめて理解できているかを確認するためのものです。
このように「レポート」は学び終えたことをまとめる復習の役割があります。
つまり「レジュメ」と「レポート」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- レジュメは「会議や講義などでこれから話し合われる内容や学ぶことをまとめたもの」
- レポートは「学び終えたことをまとめたもの」
となり、「レジュメ」はこれから知り得ることを要約したものであるのに対し、「レポート」は知り得たことをまとめたものであることが分かりました。
授業と講義の違いはこちらでまとめています。
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