「クイズ」と「なぞなぞ」の違い、あなたは理解していますか?
なんとなく区別はつくけれど、違いを説明するのはなかなか難しいですよね。
このページを読めば「クイズ」と「なぞなぞ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
クイズの定義
(教師の試問の意)問題を出して、相手に答えさせる遊び。また、その問題。
広辞苑 第七版 813Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、実際にある「答え」を相手に考えさせる「遊び」であり、試験などの問題とは別物です。
クイズは知識を問うものなので、幅広い分野に精通し豊富な知識があると答えられる問題が多くなります。
なぞなぞの定義
ことばの中に他の物事を含ませ、何ぞ何ぞと問いかけて答えさせる遊戯。なぞ。なぞかけ。
広辞苑 第七版 2173Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、なぞなぞの代表と言えば「パンはパンでも食べられないパンは何だ?」が思いつきますが、答えは「フライパン」や「パンツ」などですよね。
明確な答えがあるわけでないは言葉あそびのようなものなので、クイズの様に知識を問う問題ではなく、柔軟な思考を試すユーモアのある出題となります。
また、その答えは何かに見立てられたものだったり、ダジャレであることもあります。
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つまり「クイズ」と「なぞなぞ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- クイズは「実在する答えのある問題を出して、相手に答えさせる遊び」
- なぞなぞは「言葉の意味をこじつけた答えを相手に問う、言葉遊び」
となります。
どちらも問題を出して答えさせるという遊びではありますが、事実に基づいた明確な答えのあるクイズでは知識が求められます。
しかしなぞなぞは言葉の裏を読んだり、例えられている何かに気付くことが出来れば答えられる問題であり「知っているか知らないか」よりも柔軟な思考や発想が求められ、場合によっては知識が無くても答えられるものとなります。
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